免疫力を調整するきのこ
ヤマブシタケには脳を活性化する「ヘリセノン」という成分が含まれていることが解明されていますが、
特に天然のヘリセノンはヤマブシタケ固有のもので、他のきのこや食物では摂取することができないようです。
ヘリセノンは動物の学習能力や記憶力のネットワークに欠かせないもので、認知の症状にも大きな働きをもたらすと評判になっている成分です。
脳を活性化させるヤマブシタケ固有の「ヘリセノン」が豊富!
ヤマブシタケに含まれる成分の「ヘリセノン」は、認知の予防に近年注目されています。アルツハイマー型認知症は、主に脳にある神経細胞(ニューロン)の消失によって引き起こされるといわれていますが、それを防ぐのがNGF(神経細胞成長因子)です。
ヘリセノンはNGFに栄養分をたっぷり与え、二ユーロンの消失を防ぐことが出来ることが判っています。もちろん、老化によるNGFの衰えだけでなく、若い脳細胞のNGF活性も充分期待できます。
ヤマブシタケの成分ヘリセノンが注目される
認知症やアルツハイマーの治療
最近物忘れが多くなった様だと自覚して居ながら、対策をおろそかにしてしまう事が多い認知症や
アルツハイマー。その予防に好評な「サンゴヤマブシタケ」と云う茸のご紹介です。
生物には、体の状態をある一定の範囲で保つメカニズムが備わっていますが、それを恒常性(ホメオスタシス)といいます。
言い換えれば、この恒常性の機能が弱ってしまった状態を病気と呼ぶのかも?
さらに、生物はこの恒常性が弱っても、それを自分で何とか修復し、自分自身で病気を治癒に導く力を元来持ち合わせています(自然治癒力)
この治癒に導く復元力を担うものが、免疫系、ホルモン系、神経系から成り立っている生体調整作用です。
風邪を引いても、多くの場合は医者にかからなくても自然に治りますよね。これは、体に本来備わっている自然治癒力によります。
そして、この体の治癒力の大部分を、免疫が担っています。
ヤマブシタケには、この生体恒常効果(ホメオスタシス)を促進する働きのほかに、免疫機能調整、活性酸素除去も期待できます。
そのため、がんや認知症だけでなく、様々な病気や症状にも働きが期待できるのです。
生体恒常効果(ホメオスタシス)って何?
現代医学でがん治療の3本柱と言われるのは、直接患部を切除する【外科療法】、がん病巣部に放射線を照射する【放射線療法】、体内に抗がん剤や薬剤を取り入れる【化学療法】です。
いずれもがん細胞を直接たたいてやっつけようというもので、それぞれに有効な方法ではありますが、どれも副作用を伴い苦しむ場合があります。
そこで今注目されているのが「免疫療法」です。
近年の研究により、きのこから抗ガン活性を示す高分子多糖体の「β−D−グルカン」が発見されています。
この、きのこに含まれるβ−D−グルカンには人間の免疫力を高める働きがあり、しかもこの多糖類は今までのがん治療のようにがん細胞に直接働いて縮小させるのではなく、体の免疫を強化して間接的にガンを縮小させることも明らかになりました。これにより、化学療法の副作用を抑え、再発防止にも役立つと期待されている成分で、誰もが気軽に摂れるように粉末状になっています。
しかし、この「β−D−グルカン」は、人間の体内で作り出すことはできないとされていますので積極的に摂取するよりほかありません。
ヤマブシタケに秘められたパワー
私たちの体の免疫力を高める「β−D−グルカン」という成分は、アガリクスなど他のきのこにも含まれますが、それは1種類か2種類と言われています。
ところが、ヤマブシタケに含まれるβ−D−グルカンはなんと5種類。そのため、ヤマブシタケは「アガリクスを超えるキノコ」とも言われています。
ヤマブシタケには、15種類ほどの多糖類(グルカン)が含まれていますが、このうち、・キシラン・グルコキシラン・ヘテロキシログルカン・グルコキシラン−タンパク質複合体・ガラクトキシログルカン−タンパク質複合体という5種類のβ−D−グルカンは、免疫機能を活性化させることが、動物実験によって確かめられています。
またこの5種類のβ−D−グルカンには、「抗腫瘍活性」も確認されています。
すなわち、腫瘍(ガン)を退縮させ、延命率を高める働きも有しているのです。
これはβ−D−グルカンが直接、ガンを消滅させるというのではなく、β−D−グルカン
によって体内の免疫細胞が活性化され、それらの細胞がガンを攻撃することにより、
がんを抑えるメカニズムになっているのです。
また、ヤマブシタケは自己治癒力の向上や免疫力をただ高めるだけではなく、低いもの
は向上させ、高すぎてアレルギー反応を起こしてしまう場合には調整する「免疫機能調
整」システムも持ち合わせているということも分かっています。
そういった生体恒常効果(ホメオスタシス)により、ガンや認知症以外にも感染症、循環器、
消化器、内分泌などにもさまざまな働きが期待されているのです。
病気の原因と云われる活性酸素とたたかうために、私たちの体内では抗酸化作用を発揮する「SOD」という物質が作られていますが、中年期を過ぎると急激に生産量が減っていき、発生し続ける活性酸素に対処することができなくなります。その上、SODは人工的に合成することができません。
ですが、SODと似た働きを示す「SOD様作用物質」という物質を持つ食品があります。それは食品から摂取することができますが、中でもヤマブシタケは全食品の中でもトップクラスに位置づけられるほどのSOD様作用活性を有しています。
こうした強い「抗酸化作用」も期待できるヤマブシタケは「ガン年齢」に達した全ての人々にとってまさにうってつけの食品としてお勧め出来ますね。
老化と共に増え続ける痴呆、ガンなどの様々な病気の予防や改善に「サンゴヤマブシタケ」が選ばれることが増えています。
手遅れにならない様に予防の意識をしっかりと持つことが一番の「予防」かも!
強力な抗酸化作用を持ったきのこ